ナイフメイキング その26

皆様こんにちは

正月休み1日目です。
しかし、休んでなどいられません!!!
依頼品などをコツコツ仕上げていきます。

まずは、かなり前に焼入れしたドクターナイフです。
水焼きしてから、正確な硬度を測定してきました。

ポイント付近は61で元の部分は59です。
オイル焼入れに比べて、しっかりした焼きが入るみたいですな。
けど面白いですね。
個人的な感覚では、
水焼き=手加減無しの焼き入れで融通がきかねぇ~w ハイリスク&ハイリターン♪
      
オイル焼き入れ=コントロールするのが難しい。それは融通の幅が広すぎる為。w 
            しっかり冷却できればしっかり硬度が出るが熱が
            残ってる状態で冷却を止めたり引き上げると硬度が下がる。
            (もしかしたら焼き戻ししなくてもOK !?)

この鋼材は水焼入でもオイルでも、大体マックス付近の硬度は変わらないみたいですね。
やっぱりSK7相当の鋼材みたいですね。
オイル焼入れのときは少々高めの温度にしてやると硬度が出やすいみたいです。
すべての狂い取りが終了したので、これから切れ刃を落としていきます。

もう一つはの依頼品は、かなり先になるのですがダマスカスドッグタグです。

40枚一気に青ニスを吹いてセンターラインをケガいてチェーンの穴を開けていきます。
手造りなので、一つ一つ寸法が少し筒違います。大体±0.25くらいかな??
気にしない人は気にしませんが、きっちりセンターを決めて穴を開けないと、パッと見たときに
違和感がありますからw 面倒ですが一つ一つ穴を開けていきます。
あぁ、プレスで成型できたらどんなに楽なことか・・・w
けど、ダマスカスはプレス泣かせなんだよなぁ~って先輩が言っていました。w


後は一つ一つ鏡面研磨していけば完成です。
40枚あるから・・・裏表でその倍かぁ・・・
しかも一面に付き、7工程ある・・・・ 終わるか?本当に??w

まぁ、一日一枚完成していけば、ゴールデンウィークには間に合う計算ですが・・・
軽く憂鬱だ・・・・
  


2012年12月30日 Posted by ゼロ鍛冶  at 13:49Comments(2)鍛冶仕事

ナイフメイキング その25

皆様こんばんは

3連休もオシマイですが、すぐに正月休みが来ますね♪
まぁ、息抜きには良いかもしれません。
部屋の掃除したり、ナイフのデザイン描くいたり、ライフルをカスタムしたり・・・
時間があったらナイフを仕上げて行きたいですね。

さてと、今日はナマクラだった、ドクターナイフを水で焼入れしてみました。
クラックは今のところ見当たりません。
後は、会社でHRCを測ってみてですね58くらいならそこそこ使えるのですが・・・・
それ以下だと、焼入れをした意味がないですなw


一応ですが、こんなものを使用してみました。
簡易硬度試験ヤスリです。
最高は70まで測定できるみたいです。
数字は5刻みです。

60では滑って65ではかかったからそこそこ逝けるかもしれないですが・・・・
もしかして、このヤスリが狂っている可能性もあります。
まぁ、目安ですな。正確なのは数値にて判断しないと・・・・

アックスは、焼き入れ待ちです。
成型と面取りは終了して、焼き入れ後に刃付けして終了です。お楽しみに。

マックミー、マチェット、タントースタイルは狂い取り終了
後は、刃付けと、グリップとシースを作って終了

新しく、ダマスカスでブーツナイフを2本製作
こちらは鋼材テスト

ドクターは実験中

なんか、忙しい・・・機械の搬入もまだ残ってるんだよなぁ・・・

  


2012年12月24日 Posted by ゼロ鍛冶  at 23:39Comments(1)鍛冶仕事

☆メリークリスマス☆

皆様こんばんは

今日は少し早いけどクリスマスパーティーに行って来ました。
場所はいつもお世話になっている教会ですな。
教会に行くのは半年ぶり!?
まぁ、とにかく久しぶりだったけど、事故の後遺症で思い出せる人と思い出せない人がチラホラw
けど、向こうが覚えていてくれて少しは助かった場面も・・・・
さて、残りの人生は無茶を控えて派手に過ごそうかなぁ~

製作途中だった、ナイフが完成しました。
悩みの種だった、黒肌も師範がスポッターに付いてくださったおかげで、いとも簡単にクリアw
引退されたのが残念です・・・・
材質は黄紙。っと言ってもバカに出来ません!!!
バッチリ決まれば、素晴らしいスペックを出します。
SK材<黄紙<白紙って感じですな。早く白紙使いこなせるようになりたい・・・

話は飛びましたが、食事の後はケーキパーティーでした。
時間がなくてあまり食べれなかったのが残念・・・


さて、来年はいい年になると良いなぁ~
初撃ちは今から緊張しますね。  


2012年12月23日 Posted by ゼロ鍛冶  at 19:13Comments(0)鍛冶仕事

☆女性限定ナイフスクール☆

皆様こんばんは

今年も残すところ数週間となりました。
その前にクリスマスなど色々なイベントが控えています。
今年もCQBにサンタが現れるのかなぁ~w
アルバイトで小遣い稼ぎしたから、参加できるかもしれない
もしそうなれば、今年の撃ち収めには間に合ったことになるなw う~んコレは素晴らしいことです!!

さてと、本題です。
今日は年に一回の、イベント”女性限定のナイフスクール”がありました。
今年で3回目なのかな??
今回は素晴らしくスムーズに終わることが出来ました。
受講された皆様は本当にものづくりが上手で、うらやましい限りです。
指導に付いた師範の方が言っておられましたが、
 ”女性の方が繊細な作業が出来る。普段から刃物に関わってる時間がそのまま製品に繁栄される。” との事でした。
確かに、一日一回庖丁を握って使う。それをトータルすると物凄い時間だ!!
それから、情報網のネットワークも米軍並だw
製造をリアルタイムでツイッターやブログなどで知り合いに宣伝していた。w
これが、回数を重ねるごとに人数に反映される結果だなぁ~
就寝前に報告日記を書く筆者は見習わなければ・・・w

作業工程は以下の通り。
まずは金属をしめる慣らし打ち作業から。 
スプリングハンマーでバシャバシャしめていきます。


その後は、形が多少変形しているので、ベルトサンダーで成型して。刻印打ち。
そしてサンドブラストを吹いて砥之粉塗りです。 (べトって標準語??)

筆者はブラストをタントーしました。しっかしマッドドッグの風景と重なるw

砥之粉塗りの後はクライマックスの焼入れです。
ここら辺は料理か感覚ですなw
ついでに、コレも焼入れに出しましたw


焼入れまで終了したら焼き戻し。それから狂い取りその後は、刃研ぎに入ります。
切れ刃を落とすのは熟練が必要な為、師範の方が援護射撃。


道筋を付けたら、納得がいくまで手で砥いで仕上げていきます。
この工程が、皆さん優秀で見ていて、ビックリしたw 
たいてい、素人は鈍角になりがちですが、楽々産毛がそれる鋭い切れ味を当たり前のように出していたw


その後餌食になった、大根さんw


つかの間の休憩タイム♪

そういえば、この日は急がしすぎて一回もコーヒー飲んでなかった・・・
そこに現れたのが、サンダーソン軍曹だ!!
コーヒー切れたから、紅茶持ってきたwそれとケーキも♪

とりあえず、体力回復して
帰宅したら、製材する余力が残っていたので材料をまとめた。
木材名 ケヤキ (欅) これから平気で1~2年乾燥で寝かせて
グリップ材にしよう。


今日はこの辺でオヤスミ☆  


2012年12月17日 Posted by ゼロ鍛冶  at 00:24Comments(0)鍛冶仕事

ナイフメイキング その24

皆様こんばんは

今年も最後のイベントかなぁ~
明日は普通に仕事ですがw
ナイフ作れたら、報告しますよ!!

さてと、今日の作業報告
とりあえず、ダマスカス・ドックタグを40枚ほど作ったw
コレを全て鏡面仕上げして、侵食処理しないといけない・・・
気が遠くなる作業だが、ゴールデンウィークまでには完成するだろう・・・


それと、真ん中にあるのは黄紙2号を使用したナイフだ。
何かに似ているのは気のせいだw
明日、焼入れ出来たら焼きを入れる予定。

元の、形状は柄を失った庖丁のブレードだ。w
コレなら、自宅で改造できるからもらってきたw
瞬時にして加工は終了した。 少し生き抜きになったんじゃないかと思う・・・

ってか、作るたびにすぐにお嫁に行くから、この形状は手元に何も残らないのが痛い・・・

それにしても、ベベルストップの加工は会社では、かなり難易度が高かったw
おかげで、一本ナイフをお釈迦にしてしまったw
自宅でも、ベベルストップの加工はかなり難しい・・・・
っとなると後は・・・・あそこで加工するしかないな・・・・
また作り直しかぁ・・・・ヒドイ結果だ・・・ またチャレンジするさ!

  


2012年12月16日 Posted by ゼロ鍛冶  at 00:05Comments(0)鍛冶仕事

ナイフメイキング その23

皆様こんばんは

最近自分の時間が、少なくて困ったものですなぁ~
特にこの年末はクソ忙しく・・・
正月は鏡餅ぐらいの特大のクソ!つまらない日々がダラダラと・・・・
あぁ・・・2週間くらい集中してナイフ作りまくりたいですw

さて、今日は11月の終わりくらいに大学行って、自分の作った刃物がどんな
感じになっているか、調査した日々がありましたのでアップします。
(少しでも刃物好きの人の血肉になれば幸いですな)
試験的に製作したのは4本の切出し小刀です。
使用した鋼材は白紙2号ですな。それに軟鉄がくっ付いています。
切出しの形状はこちら↓


大学に到着した時には、既に細切れにされていたw
赤く囲んだところがカットされて、サンプリングされていたところ
黄色くスプレーしたところが、オーバーヒートしたところ。

本来の観察の目的は、温度変化による金属組織の変化にあるのだが・・・
出来ればオーバーヒートしたところを観察したかったw

焼入れのプロセスはいつもどうりだ。
①少し色付いたところで、慣らし打ち(鎚を無呼吸連打の如くひたすら、出せる力の7割で叩き続けた。)
  これは、個人的にスプリングハンマーと人間の人力で慣らしたら
  どのようになるか知りたかったからだ・・・
②サンドブラストを吹いて、砥之粉を地が透けるくらいの薄さで、塗った。

③焼き慣らし700℃くらいで、少し色が消える位まで冷まして、本番、テストチャートに従って
  刃先を思いっきりコークスに突っ込んで、火花が散る一歩手前で、急冷した。
  戻しはドジョウ鳴きの火あぶりにて。

っと、チャートに従って作業したが、カットされた所は前にも述べたと通りオーバーヒート
とはかけ離れたところで・・・記憶ではもしかしたら一番良い頃合いの色だったような・・・w
マイクロビッカーズで試験してもらった。実に細かくw

ロックウェルに置き換えると、このカットされた箇所はHRCで66以上出ていることになる!?
マジっすか!?w 計算間違ってませんかねぇ~ww
ともあれ、内心少しホッとしたw ちゃんと焼きが入っていて。
それにしても、白紙ってここまで硬度上がるもんなんですねw
コレで、研ぎやすく長切れしたら最高なんだよなぁ~w

唯一の画像は先端をへし折った時の組織写真だ。

ここまで、拡大しなくても明らかに、へし折った時点で
オーバーヒートしたって感じの断面だったw
まるで、クッキーですなw
たまには、こういうのも面白ですな。

じゃなくてw 必死こいて叩いた結果はいかに!?w
  


2012年12月13日 Posted by ゼロ鍛冶  at 23:50Comments(0)鍛冶仕事

ナイフメイキング その22

皆様こんばんは

最近大きな地震がありましたが・・・・
どういうわけか、地震の前後数週間は過剰睡眠期間に突入するのですが・・・
筆者だけでしょうかね??
地震と睡眠に何らかの周期が??
まぁ、とりあえずアレからは、眠気が無いのでしばらく地震は来ないのかなぁ~ってw


さてと、本題ですが焼き入れ焼き戻しをしたナイフたちを
正式にHRCを計ってきました。
恐ろしいですねぇ~
真実を知るのがw
けど、かなり参考になりました。

セットで見てください。



注目して欲しいのは、焼き上がりの色です。
マックミーナイフは焼きあがりは、上から下まで完璧なマッドブラックでした。
コレは、かなり均一に熱が伝わり、なおかつオーバーヒートも無く
この鋼材の適正の温度で焼きが入った可能性があります。
戻しも、煙がサッと出るくらいかけて終わりにしました。
HRCは59~61で少し固めのナイフですが、かなりいい感じです。
全てのナイフがコレくらいに収まってくれると良いですね♪

次にドクターナイフです

はぁ!? コレ焼き入ってるんすかぁ!? って感じですがw
原因は分かっています。
コレは真っ先に焼き入れ実験の餌食になった固体です。w
他のナイフと違うところは焼き慣らしをしないで、3回かき混ぜてドボン!っとやりました。
結果がコレです。
どうやら、この鋼材は、かなり冷却に左右される鋼材みたいですね♪
ですが、そう考えると水で焼入れをしてもいいのか??って思ってきたりもします。
今週末試してみましょう!!
油焼入れは、冷却が水の3倍遅い為しくじるとこのようなことになります。
とにかく良く攪拌しないとですな!!
けど、焼き入れ性をよくする微量元素がもしかしたら少ないのか??

次に、タントースタイル

マックミーよりも少々高くして戻しで調節してみました。
ナイフとして成立させる為にこのくらいのHRCで行きます。
お手本はクリスリーブみたいな感じです。
クリスリーブのフィールドナイフがミディアム硬度なので現職さんからも人気があるみたいですね。
問題の、峰側のHRCですが、57でしたw
ほとんど変わってません。
よって、実験失敗! トーチで炙って調節します。


次にマチェットですが。

最も使う部分のみの硬度を測ってみました。
恐らく根元は57くらいでしょう・・・
今度は炉をもう少し大きく取ろう・・・・

以上のことから考察と反省点です。
今回、戻しが意外といい加減だった為、次は正確に160度の油で戻しを行うことにしよう!!

それから、焼き入れ油の温度を上げるために、赤めた鉄を入れてそのままにしていたけど
次はちゃんと取り出そう!!

この鋼材は、手で触れるレベルになるまで激しく攪拌するべし!!

水焼きを実験する。

おまけ
ダマスカスドックタグ作り貯めw
作ったそばから、お嫁に行くのが悲しい・・・
そういえば、一番最初に嫁いだ先がアフガニスタンだったのはビックリしたw




  


2012年12月12日 Posted by ゼロ鍛冶  at 23:21Comments(3)鍛冶仕事

ナイフメイキング その21

皆様こんばんは

新潟県は不意打ちのドカ雪で最悪な状態ですな・・・・
筆者は寒いのが苦手なので、これから続く5ヶ月の地獄をどう乗り切ろうか模索中です。

さて、今回は前にも製作したブーツナイフのリメイクです。
前にも製作したことがあるのでサクサク進みました。

今回は、アドバイスを取り入れてスタッグハンドルで製作する予定です。
それと、ブレードの元に深めのフィンガーチャンネルを入れました。
この写真は、600番まで研磨が終了したところですな。

メイキングスタートのところです。

もともと、寸法きっちりの鋼材を使用した為、形スリはあっという間に終了しました。
フィンガーチャンネルのところも大雑把に切り込んで、この段階では終了です。


いつもお決まり砥之粉を塗って焼き入れ開始です。
味噌ペーストくらいの粘土を均一にムラ無く塗るのはなかなか難しいですな・・・

乾かして、余熱してようやくスタートラインです。
ってか、やっぱりコークスは硬度があるのか砥之粉が中で剥げるから焼入れには炭が良いみたいですな・・・
雑木などのかなり軟らかい炭などが手に入れば、砥之粉が剥げるのがかなり軽減されるはず・・・
アレか!? 杉炭探してみよう!!

周りもう少し暗くすればよかった・・・・
普通に明るすぎるかも・・・
やっぱり、炉は品物の2倍の大きさが必要だなぁ・・・
元と先端だと色ムラがあるのが気になる・・・・コレはまたチャレンジしなければ・・・

切られる前の鹿の角
スタッグハンドルは個人的にはあまり好きでは無いのです・・・・
なぜなら、俺自身が仕留めたものではないからね・・・・
それと、加工してると・・・・メチャ・・・・塩素漂白剤的なw アレ臭がする!!!w
事件だな・・・ 鹿にファックされるなんてw
  


2012年12月09日 Posted by ゼロ鍛冶  at 21:50Comments(1)鍛冶仕事

ナイフメイキング その20

皆様こんばんは

新潟県は強風注意報ですな・・・
かなり停電しているみたいです。 この風の中では修理も危険ですな。

最近マイブームなのはフィンランドナイフ通称”プッコ”っと言われる奴ですが
スッキリしたデザインでなかなか使いやすそうですな。


今日は、焼き入れ待ちの4本のナイフを連続で焼入れしました。
炉の近くの仕事だったから、あったかくてよかったです。
まずは、砥之粉作りです。
粉末の炭の粉を入れます。
入れる前の色と入れた後の色では、差が出ますが・・・
もしかしたら、コークスや炭で加熱して焼入れする場合は炭を入れなくてもいいのかもしれませんね。
ガスの場合は、酸素と結合して表面が脱炭しないように炭を入れるのは効果的かもしれませんが・・・
今は、無酸素ガス炉なんて素晴らしいのもあるみたいです。w
この脱炭の具合はどんな感じで、そしてどんな影響があるのか良く調べないとですな・・・
表面が脱炭→内側から炭素が外側に移行??→そしてまた、脱炭??って感じでどんどん
腑抜けになっていくのかなぁ??
横道にそれましたが、とりあえず砥之粉です。

少し濃い目を、薄く均一に塗ります。”補足” ↓もっと綺麗に塗りましょう!!w


そしたら乾かします。

このまま、余熱もします。
砥之粉は乾き方に違いが現れてきます。最初はクリーム色に乾きます。
更に温度が上がると、赤っぽいファンデーションみたいな色になります。
こうなると、表面に焼き付いてるような感じになります。 焼き入れ後に手で取るのが大変になります。w
けど、裏を返せば剥げ難くなる??
まぁ、油焼きではあまり関係ないかもしれませんなw

とりあえず、焼き入れ開始です。
先端の細い部分や、薄い部分はいとも簡単に赤くなるので、一番厚い部分や元の部分
から加熱を開始していきます。
なるべく均一に全体を同じ色にします。
温度=色です。


とりあえず全体を750℃くらいにしたら、炉から出して少し冷ますみたいです。
その時に薄いところは早く冷めて、厚い真ん中の芯の部分は最後まで熱がこもります。
色が消える一歩手前で、再度炉に突っ込んで、今度は目的の色まで均一に加熱して
焼きを入れます。

焼入れは、なるべくオーバーヒートさせないように注意しないとですな。


焼入れは、専用のオイルを60℃まで加熱しておいてその中に入れて
激しく攪拌します。
冬なので、すぐにオイルが冷めるからヒーター装置が欲しい・・・
焼き入れ後はヤスリで、大まかな硬さ試験をします。
ザリザリかかれば戻しを甘く、キュルキュル滑れば少し強めに戻してもよいです。
それは、煙で大まかに判断できます。後は水滴を落としたり、戻し止めをしたときの
ドジョウの鳴声で判断です。

高温のコークスが触れる部分はこのように、ハゼたり部分的にオーバーヒートする??
やっぱり炭が良いのか・・・

砥之粉を塗った部分と、塗らない部分はこのような感じになります。


そういえば、マッドドッグのメイキング集には無かった戻しの工程ですが・・・
彼は、普通に全体を戻した後、峰側をトーチで炙っています。
それが、刃先はHRCで61 峰側がHRC45 なんていう差になって現れるんですね~
それを意図的にやったのが、TOPSの製品で彼らは高周波やガスで刃先だけ熱処理して焼きを入れています。
やっていることは一緒なのですがね~
微妙にプロセスが異なりますね。
過去の教訓だと、刃先だけ加熱して焼きを入れると物によってはストレスの違いで真っ二つになります。w
(ククリを作った時のお話)
なので、今回はケヴィンを信じて♪
戻しの間、炉内に放置しておいた鉄塊を取り出しそこに峰側を押し当てて戻しの調節をしました。
足りなかったら、トーチを使います。


この後は、狂い取りとの勝負ですね・・・・
あぁ気が重い・・・ けどほとんど狂って無かったからラッキーだった!

そういえば、来週はイベントだぁ!!!!
バルメ来るかなぁ~w
  


2012年12月08日 Posted by ゼロ鍛冶  at 18:19Comments(2)鍛冶仕事

ナイフメイキング その19

皆様こんばんは

今日は早く寝ようと思ったのですが、調べごとをしていてこの時間になりました。
あぁ眠い・・・

今回はステンレス系の焼入れの話をします。
正直良く分かりませんが、行ったことの報告って感じですな。w
とりあえず、試したのは例のカードナイフです。

この写真は、焼き入れ後の画像ですが空気と酸化したところが黒くなります。
本来なら、窒素ガスを充填しながら過熱するのですが・・・残り少なくて本製品の方で切らしたらガクブルだから
やめときましたw
ともあれ、空気焼き入れでした為とても手軽な感じがしました。

設定は、別の鋼材のものを流用しました。本来ならばしかるべきプロセスをしなければいけませんが
今回の実験の目的は、どれくらいATSー34が融通が利くか知りたかったのでw


炉内はこのようになっています。 
保持時間は、とりあえず20分と行きましょう。


時間になったら急いで取り出して、空冷します。
ブレているのがいかに急いでいるか分かる!?w


戻しは200℃付近でかけました。
恐らく出来上がりは58-60くらいだと思います。
出来れば、少し低めの方が研ぎやすいのですが・・・・
そういえばダマスカスナイフがお嫁に行きましたw
また、在庫作らないと・・・今度は微妙に変えようかな・・・
  


2012年12月03日 Posted by ゼロ鍛冶  at 00:30Comments(1)鍛冶仕事

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